首イボができてしまう原因や治療方法

首イボとは、誰にもできる可能性がある厄介な症状なのですが、もし首イボが出来てしまった時に「その原因がなんなのか」「自分の出来てしまった首イボの種類はなんなのか」を知っていると知っていないでは大きく違いがあります。首イボを放置しておくと、他のトラブルに発展してしまう可能性があるので、首イボについて理解しておきましょう。

【首イボの種類と原因】

首イボには大きく分けて「2種類」あります。どちらも同じイボなのですが、根本にある要因が全く異なります。

まずは1つ目は「老人性イボ」です。老人性イボは、首イボの代表で、多くの場合「加齢や老化が原因」になっています。老人性イボは、後から紹介する「ウイルス性イボ」とは違い、人に移ることはありませんし、他の場所に転移することもありません。肌の老化や水分不足、ターンオーバーの乱れなどが原因でイボができてしまい、しっかり保湿することによりイボが増えるのを抑えることができます。

もうひとつは「ウイルス性イボ」です。ウイルス性イボは、ヒトパピローマウイルスが体内に入り込むことにより出来てしまうイボです。ヒトパピローマウイルスは、感染性のウイルスのため、傷などがあればそこから感染してしまいます。ウイルス性イボは、放置しておけば他の部位に移ったり、他人にも感染する可能性がありますので、きちんと完治させる必要があります。

【首イボの治療や対策方法】

首イボを作らない、増やさないためには治療や対策が必要です。首イボに対する対策や治療法というのはすでに確立されており、解消することができます。

効果的な対策、治療法としては「保湿」や「紫外線対策」、「皮膚科を利用する」ことが大事になります。

日々のダメージやケア不足が首イボが増える原因になっていますので、しっかりと保湿を行い、肌内部に水分を溜め込むことで肌の角質を防ぐことができ、柔らかい状態を維持することができるため、首イボの予防になります。

紫外線対策としては、首をむき出しにしないようにしてそこをカバーするだけで首イボ対策に大きな効果があります。首にストールを巻いたり、日傘を使用することにより首に紫外線を当てないようにすることが大事です。

現在の皮膚科の治療では、首イボを除去することが可能です。治療としては、ハサミなどによる除去やレーザーを用いた除去、液体窒素による除去などがあり、自分の状態に合った治療方法を選ぶことができます。

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