首イボって、必ず治療が必要?首イボの種類と治療法

首やデコルテにできるイボに悩んでいる方が、多くいます。これは、首イボと呼ばれ、原因には、加齢による皮膚の硬化とウイルス性の2種類があります。

「気になっているから、治したい!」という方に、首イボの治療についてお伝えします。

ポツポツできてしまう首イボ、これって何?

老人性イボの種類と原因

首イボの正体は、老人性イボとウイルス性の2種類があります。症状が多いのは、老人性のイボで、褐色の小さなイボや盛り上がって突出したイボ、5mm以上にもなる大きめなイボ等があります。

どのイボも病気ではなく、他人にうつる心配はありません。年齢を重ねて、皮膚が硬くなったり、洋服で皮膚が擦れて刺激になったりすると、首イボができてしまいます。

ウイルス性イボの原因とは

ウイルス性のイボは、ヒトパピローマウイルスという菌が、傷口などから入り込み、イボになります。魚の目やタコなどと勘違いをすることもありますが、イボがしこりのように硬くなるため、気になって患部を触ってしまうと、他人へ感染する恐れもあります。

お風呂やタオルの共有などでも感染し、特に抵抗力の少ない子供への感染には注意が必要です。

首イボの治療方法とは

首イボは、皮膚科で取り除くことができます。

イボの組織を蒸発させて治療する、炭酸ガスレーザーが多くの皮膚科で行われています。保険適用外ですが、イボの根から取り除き、短時間で終了するメリットがあります。術後は、赤くなることもありますが、1〜2週間で治ります。

また、液体窒素を用いた冷凍療法もあります。マイナス200度の液体窒素に浸したピンセットで首イボをつまんで取り除いたり、液体窒素が付着した綿棒でイボの組織を壊したりする方法です。施術後は、すぐにかさぶたになり、剥がれ落ちます。

首イボ治療、絶対に必要?

ウイルス性のイボの場合、他人への感染もあり、数も増えるため、すぐに皮膚科で治療を行い、取り除く必要があります。

老人性イボの場合には、治療が必ず必要とは言えませんが、大きく目立つようなら、早めに皮膚科で取り除くのも良い選択かもしれません。

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